2024花見の里感謝の集い!ほっこり空間を楽しもう

秩父

埼玉県秩父市は、そばの産地として有名な地域です。地元の味として古くから引き継がれている「秩父そば」は、観光客だけでなく地元の人たちにも愛されています。

秩父には多くのそば畑がありますが、荒川地区にある「花見の里」はおすすめスポットです。花見の里では、9月中旬にそばの白い花が一面に広がります。

駐車場から少し歩いたあずまやから眺める風景は、慌ただしい日常生活を忘れさせてくれる「ほっこり空間」です。

春と秋には、荒川商工会主催の「花見の里感謝の集い」も開催しています。

地元を救え!生活応援プロジェクト 荒川商工会

「東日本大震災の後、食品や生活用品が不足する状況が続きました」と荒川商工会の新井さんは言います。
地域住民の手助けをしたいという思いが、開催のきっかけだったそうです。

「ここ数年は、コロナや物価高騰の影響を受けているので、みなさん大変だと思います」と新井さん。
「地域住民を応援するイベント」として、2012年から春と秋に開催しているとのこと。

イベントは、土曜日と日曜日の2日間行われます。
秩父そばも食べられますが、他にもフリーマーケットやくじ引き、
ポップコーンを無料配布することで、イベントを盛り上げます。

日曜日には、日本旧軽車会のクラシックカーや、地元消防署の消防車や救急車も
参加していました。

目玉商品が多数!全員が楽しめるフリーマーケットを開催

同イベントでは、フリーマーケットも開催しています。
あずまやには、業者や個人の出店ブースが並び、イベント限定価格で購入できる「布団」や「傘」など、お買い得商品や目玉商品が、数多く並んでいました。

また「衣類」や「生活用品」「レトロ雑貨」「ハンドメイド商品」「オートバイ部品」「おでん」なども、安い価格で販売されていたのです。

出店者は、お客さんを「楽しませたい」と言う思いで接客をしていました。

クラシックカー・働く車が集まった日曜日

2日目の日曜日は、クラシックカーを所有するオーナーズクラブ「日本旧軽会」の方が集結しました。昭和時代に走っていた車は、現在ではあまり見ることはできません。

ミニサイズの車や、スポーツタイプの車が並び、来場者を楽しませていました。
ボンネット内部や、車両の作りを見せるなどして、イベントを盛り上げてくれたのです。

さらに午前中限定でしたが、地元「秩父消防南分署」の緊急車両の展示も見ることができました。

普段では、近くで見ることの出来ない「消防車」や「救急車」の前で、嬉しそうに撮影している子どもの姿は、来場者の心を癒してくれます。

心あたたまるスペースで、ホッと一息

「感謝の集い」の会場となった花見の里は、地元住民の散歩コースにもなっているそうです。
そのほか、ハイキングを楽しむ人や子どもの遊び場など、多くの人に愛されている場所でもあります。

そば畑と秩父市のシンボルでもある「武甲山」を一望できる広場は、訪れた人の心を穏やかにしてくれるスペースです。

2024年11月10日(日)には、同会場にて「ちちぶ荒川新そばまつり」が開催される予定です。

この時季、秩父の山は紅葉の見ごろを迎えます。
心あたたまるスペースで、紅葉を眺め10月下旬に収穫された「新そば」を食べる。
慌ただしい日常から解放される、そんな一日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

「ちちぶ荒川新そばまつり」の詳細は、荒川商工会HPをご覧ください。
https://www.sobanosato.or.jp/

コメント